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| 北アイルランド問題、労働許可証事情、総選挙ニュースなどカタイものから、2階建てバスや黒塗りタクシー、紅茶にチョコレート、ミュージカルにデパート徹底調査などヤワラカイものまで、英国に関する様々な事柄について《サバイバー》と称し、読者の方に代わり調べたことを毎月ご報告。
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バッキンガム宮殿、ロンドン塔、ビッグベン、セント・ポール大聖堂…。ロンドンの数ある観光スポットの中でも、現地のリアルな生活にもっとも近づける場所、それがパブ。ロンドン市内だけでも六千軒以上あるといわれているパブは、ロンドンで暮らす人々に欠かせない社交の場だ。
パブの語源はズバリ「Public House(公共の家)」。みんなが時間と空間を分かち合う『家』だ。そこでは昔から人々が集ってお酒を飲むだけではなく、人と出会ったり別れたり、議論を展開したりしていた。特に、ラジオやテレビ、インターネットがない時代には、最先端のニュースが集まり新たな思想が生まれる情報発信基地でもあった。また、人が集まれば事件や情事も起きる。つまり、パブは何かが起こる『ホットな現場』だったのだ。
今でもいろいろな形で人々の生活の一部になっているパブの中には、何世紀も前から存在しているものもあり、当然、過去に様々な出来事が起こった場所もある。また、それらのパブの常連の中には、偉大な作家や誰もが知る政治家、芸術家、俳優なども含まれ、これらの有名人が当時見ていたであろう場景が今もそのまま残っている。
今回は、それらの著名人たちと縁のあるパブや興味深いストーリーをもつパブを特集。数世紀前に生きた有名人が、今にも隣にスッと座りそうな錯覚に陥る、雰囲気満点のパブ十五軒を厳選した。これらのパブは、長い歴史をもち、威厳にあふれてはいるが敷居が高いわけではなく、誰もが気軽に立ち寄れる『公共の家』。ぜひ足を運んで、歴史の現場を実感しよう。
なお、順位はあくまでジャーニー編集部の独断と偏見でランキング。訪れた際に「わー、いい雰囲気! 日本から遊びにきた友達や家族を連れてきたいなぁ」と思った度合いと、歴史やウラ話を聞いて「へぇ〜、来てよかった!」と感激した度合いを足して2で割った。 |
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